解体費用

解体費用は何で決まる?

建物の構造

建物の構造

木造、RC造など強度の違いや住宅の階数によって費用が変わります。平屋の場合は屋根や基礎の解体に費用がかかり、地下室などがある場合は特殊な重機や埋め立ての作業が必要なため費用が上がります。木造の場合、解体部分によって手作業が必要になるため時間とコストがかかります。

立地条件

立地条件

解体現場の近くに建物が近接していたり、土地や道路が狭く重機が入れない場合は手作業が多くなり解体費用が増えます。
解体工事の現場にはガードマンを配置しますが、周辺に通学路がある場合は増員して安全を確保しなければならないため費用が高くなります。

付随工事

付随工事

室内の残置物の処分やブロック塀の解体、庭石や井戸の撤去など建物本体以外の作業のことを指します。
古い建物でアスベストが使われていたり、浄化槽が地中に埋めてある場合は特殊な撤去作業が必要なため費用がかかります。

加算される場合がある費用

  • 基礎杭(パイル)が埋め込まれてる場合

    基礎杭(パイル)が
    埋め込まれてる場合

    解体後に新しく建物を建てる予定であれば一部を残しておくことができますが、売却予定の場合は杭抜き工事をしておくと良いです。

  • 埋め戻しが必要な場合

    埋め戻しが
    必要な場合

    地下室など地中に埋めてある部分を解体した場合、所定のレベルまで土を入れて埋める必要があります。

  • 残土処理が必要な場合

    残土処理が
    必要な場合

    残土(掘削した際に発生した土)は、量や残土の種類、捨て場までの運搬距離によって費用が変わります。

  • 目視出来ない物がある場合

    目視出来ない物が
    ある場合

    目視で特定できなかったがアスベストが使用されていたが場合や、地中にコンクリートのガラや廃材などが埋まっていが場合は解体費用に追加されます。

  • 実際の建物と設計図面が違う場合

    実際の建物と設計図面が
    違う場合

    設計図では把握できない建材が使われていた場合や増築部分が反映されていないなど、実際の構造と違いがあった場合は別途費用になります。